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現代クライン派入門(Bronstein ed, 2001 / 福本・平井監訳, 2005)

 象徴等置は、主体と対象が分離していることを否認するために用いられる。象徴は、受容された喪失を克服するために用いられる。退行が生じる時には、象徴使用は具象的な形態へと逆戻りするかもしれない。(p.171)

 

 人間とは象徴化の能力を持った動物である。(p.177)